高められることの幸い

誰でも高ぶるものは低くされ、へりくだるものは高められる。ルカ14章11節

今回のテーマは教会のお説教のテーマのようなちょっと高尚なテーマでしょう。さてさて、どんな文になりますやら。
 今月16日に福岡バッハコレギウムの第65回定期演奏会が開催されました。会場は西南のドージャー記念館、100年以上の歴史に包まれた木造の建物、木の温かな感じと、ほのかに匂ってくるワックスの香りが心を和ましてくれます。リハーサルを済ませて、受付の準備やら会場を整えることで皆さん忙しくしています。私は、といえば動物園にいるくまみたいにうろうろしているだけ、頭の中はちゃんと今から歌う曲を暗譜しているかと確かめるように脳がうたっています。ときどき声に出して歌ってみます。楽譜がなくてもどうやら歌えそう。トイレの中でもこそっと歌ってみます。だから、大変だけど暗譜するって楽しいのです。ただ気を抜くとお風呂の中の鼻歌になってしまいます。笑
4時、いよいよ開演、武田先生のごあいさつの後、モーツワルトのフルート四重奏曲ハ長調 ハイドンのチェンバロ協奏曲ヘ長調が演奏されました。チェンバロ奏者の武田真理子先生によると、もしかしたらこの曲は日本発初演かもといわれていました。もしそうなら、おめでとうございます。真理子先生のまるで天使が機を織っているような、軽やかなタッチの演奏とても素敵でした。続いて、いよいよバッハのカンタータ47番。そのテーマが上に書いた聖書の御言葉、1曲目のCoroでこの聖書の御言葉を繰り返し歌うのです。おもしろいのは、テーマの音階が「高める」のところは1小節ずつ階段を上るように上にあがって行くのです。歌うのはかなり難しいのです。ところが「高められる」のところは、半音で一直線上に一気に上にあがるのです。だから簡単。というのは、神様が高めて下さるということで、自分の力や努力で高めるのとは大違い、というところをバッハは表しているのではないかという武田先生のお話、私も同感です。
 私はテナーの皆さんに支えられて歌うことができました。感激 感激。
 とても嬉しかったことがあります。それは、毎週長崎から練習に来ていた橋本倫江さんが今回ソプラノのソリストとして歌ってくれたことです。合唱団のホープ、ソプラノソリスト歌姫とはまた味の違った歌声を聴きに来て下さったお客様の心に届けたのです。そして彼女にとっては初デビューなのです。これをきっかけに、日本中に、そして世界に飛び立ってほしいと思います。

「高める」とは、地位や名誉を高めるということよりも、愛にあふれた心豊かな人になってゆくのだということです。そのための自分の努力や訓練はとても大切なことだと思います。でもそれは大変な苦労を伴うものです。でも主によって「高められる」ということはそこに喜びが与えられるから高 く高く羽ばたけるのだと思います。そのために大切なことは、聖書の御言葉を心の中に信じ受け入れ、それを生活の中に適応してゆくことだと思います。豊かな人生の秘訣それは「へりくだること」なのかな。皆さんはどう思いますか。
Love & Peace From Jesus

しくらめん

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